車両基地内の全自動無人運転化
- agtinstitute21
- 2024年7月5日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年7月26日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
車両基地内の全自動無人運転化
です。
日本には現在10のAGT路線があり、
そのうち6路線が全自動無人運転システ
ムです。
その中で最も新しい日暮里・舎人
ライナーは、車両基地内も無人運転化
されています。
他の5路線では、車両が車両基地に入る
際、入出庫点検場を境に整備担当者が
乗り込み、手動運転で所定の場所まで
移動させます。
しかし、日暮里・舎人ライナーでは
異なるアプローチがとられています。
ここでは、整備工場の入り口まで
全自動無人運転が可能です。
そこで電源を繋ぎ替え、整備員が
工場内を移動させます。
日暮里・舎人ライナーの車両基地は、
他のAGTと同様、地表に設けられていま
すが、全体が土で覆われているため、
人や動物が基地内に侵入するリスクが
ありません。
これが、基地内での無人運転を実現可能
にしています。

(出典:東京都交通局カタログより)
車両基地では、朝晩のラッシュ時間帯
前後に、本線と留置線の間で車両の
出入りが頻繁に行われます。
そのため、車両基地内の全自動無人
運転化は大きな効率化をもたらしてい
ます。
次回のAGTブログもお楽しみに!
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