次世代AGTの提案 その1
- agtinstitute21
- 2024年5月10日
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更新日:2024年5月10日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
次世代AGTの提案 その1
です。
国内のAGTは、電車をベースにした 3両編成が1路線、4両編が3路線、 5両編成が2路線、6両編成が4路線 となっています。
それに対し、海外のAGTは、 バスをベースとした空港向けAPMを 流用したものが多く、 単車またはマリッドペアと呼ばれる 固定の2両編成を基本構成として輸送 需要に応じて車両数を増減させて運行 するのが一般的です。

(マリッドペア構造のマカオのAGT)
今後、都市でも人口減少が進み、
利用者が減って公共交通の財政が
厳しくなることが予想されますが、
反対に高齢化社会における公共交通の 役割はますます重要になってきます。
そのため、約20年後にくる国内の 次世代のAGTは、海外のAGTの運用形態 を応用し、 6両編成の路線は3両編成を、
4両編成の路線は2両編成を基本構成と して、ラッシュ時は二つ繋げて 6両編成や4両編成とすることで 運行・保守費用を低減し、 路線の採算をキープし、持続可能性を 高めることを考える必要があるように 思います。
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