完全無人運転が可能なAGTの優位点
- agtinstitute21
- 2024年3月8日
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更新日:2024年4月6日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
完全無人運転が可能なAGTの優位点
です。
今から40~50年前に新交通システム が計画されたころの無人運転は、 運転士の人件費の削減による運行経費の 低減が主な目的でした。
しかし、現代では都会の鉄道でも
運転士や車掌の確保が難しくなるという
状況変化が起こり、ワンマン運転化や 自動運転化の流れが進んでいます。
火災など非常時の際、乗客の非難誘導を する必要があるため、日本では地下鉄や モノレールの無人運転が許されておらず 、運転士付き自動運転にとどまっていま す。
完全無人運転が認められているAGTは、 鉄道やモノレールに比べ、
運転士の人件費負担がなく、 運営の黒字化に貢献できるという優位性 があります。

沿線にイベント会場がある路線では、 大きなイベント開催に合わせた列車の 増発のため、車両の整備スケジュール 調整だけでなく、運転士の確保、調整に 苦労されています。
その点、完全無人運転が可能なAGTは より柔軟に増発に対応できるという優位 性も併せ持っています。
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