世界的にも珍しい日本の有人運転AGT
- agtinstitute21
- 2月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2月8日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は、
世界的にも珍しい日本の有人運転AGT
です。
AGTといえば、全自動無人運転という
イメージを持っている方が多いかも
しれません。しかし、日本には有人運転
のAGTも存在します。たとえば、日本で
3番目のAGTであるユーカリが丘線は、
ポートライナーやニュートラムが
全自動無人運転だったのに対し、
運転士が乗車する有人のAGTです。

AGT(Automated Guideway Transit)は
自動操舵の略称で、自動車のような
ハンドル操作をしなくても
案内ガイドと案内輪によって軌道上を
進むことができるシステムです。
発車する、停車する、の操作を無人で
行わず、手動でしたとしてもAGTの条件
を満足しているのです。
日本にはそのほかにも、
ニューシャトル、

レオライナー、

アストラムライン

の合計4路線が有人運転のAGTであり、
これは世界的にも珍しいシステムです。
なぜ日本だけがこのような有人運転の
AGTを採用しているのでしょうか?
アストラムラインは地下区間が
あるため、火災などの緊急時に乗客
を誘導するためという理由で有人運転に
なっています。
一方、ユーカリが丘、ニューシャトル、
レオライナーの各路線では、路線の
建設コストを抑えるために、あえて
無人運転用の高価な信号設備を
設置しない選択をしました。
とはいえ、これらの路線には安全装置
としてATS/ATCが設置されており、
安全面も確保されています。
今後、鉄道全体で運転士の確保が
難しくなるなか、有人運転のAGTも
徐々に無人運転化に向かう可能性があり
ます。
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