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しぶとく活躍し続ける西武山口線「レオライナー」

  • agtinstitute21
  • 1月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月30日

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は、

しぶとく活躍し続ける西武山口線 「レオライナー」

です。


西武ドーム前を走るレオライナー

西武ライオンズの本拠地である 狭山線終点の西武球場前駅と 多摩湖線終点の多摩湖駅を結ぶ 西武山口線「レオライナー」は、 国内では珍しい地上軌道を走る 全長2.8kmのAGT路線です。 たった3駅の短い路線ですが、 通勤・通学やレジャー利用者に支え られて、多目的に活躍しています。



普段の利用者は約500人ですが、

ベルーナドームで試合がある日はその

6倍の3000人にまで膨れ上がります。

試合観戦者が集中する時間に対応

できるよう、レオライナーでは 1日7万人の利用者がいる大阪の ニュートラムと同じ4両編成の AGT車両が走行しています。 このため試合終了後でも、スムーズに 多くの乗客を運べるわけです。 

 

また、年間約70試合に加えて、

西武園遊園地の1日の来場者約1600人

も利用するため、地元の通勤・通学、

そして観光の足として不可欠な存在と

なっています。


一時期、西武ホールディングスに

アメリカの投資ファンドによる買収話が 持ち上がった際には、廃線も俎上に 上がったレオライナー。

しかし、「利用者の足を守る」という 西武側の強い意志により、存続が決まり ました。

今では、40年を迎える初代車両に かわる2世代目AGT車両の登場が待たれ ています。

 

遊園地、球場、そして日常の足として 「しぶとく」活躍するレオライナー。 次世代車両の登場も楽しみですね。


次回のブログもお楽しみに!

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