AGTの荷棚の高さのヒミツ
- agtinstitute21
- 3月14日
- 読了時間: 2分
更新日:3月14日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は、
AGTの荷棚の高さのヒミツ
です。
第一世代のAGTには、荷棚がありません
でした。それは、鉄道の通勤車両に比べ
天井が低く、荷棚と天井の間に十分な
高さが取れないという寸法上の制約に
よるものでした。
2014年から運行を始めたゆりかもめの
第二世代車両7300系で、初めて鉄道の
通勤車両と同じく、ロングシートの上方
に荷棚が設置されるようになりました。

第一世代の車両と屋根の高さは変わら
ないのに、どうして7300系で荷棚の
設置が可能になったのでしょうか。
それは、JR東の中心的な通勤車両
E233系の優先席がヒントになった
のです。
E233系の優先席は一般席より50ミリ
荷棚が低く設定されていました。
低いといっても頭をぶつけるような
高さではありません。

7300系の設計者は、この事実に気が
付き、7300系のすべての荷棚の高さを
E233系の荷棚の高さと同じにしました。
こうすることで、実績ある荷棚の高さを
ゆりかもめの第2世代車両に導入する
ことができたのでした。
コンパクトなAGT車両に荷棚の設置は
困難という思い込みがあったのと、
常に課題をもって周りを見渡せば、
解決の糸口はあるという事例でした。
次回のブログもお楽しみに!
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